伝統的な資金獲得活動や民事介入暴力、行政対象暴力等に加え、その組織実態を隠ぺいしながら、建設業、不動産業、金融・証券市場へ進出して、企業活動を仮装した一般社会での資金獲得活動を活発化させています。
また、公共事業に介入して資金を獲得したり、公的融資制度等を悪用した詐欺事件等を多数敢行するなど、社会経済情勢の変化に応じた多種多様な資金獲得活動を行っています。
さらに、繁華街や住宅街における拳銃を使用した凶悪な犯罪も後を絶たず、依然として市民社会にとって大きな脅威となっています。
六代目山口組と神戸山口組が対立抗争の状態にある中、神戸山口組を離脱して結成された任侠山口組が、平成30年3月に指定暴力団として指定されました。
平成31年1月における六代目山口組、神戸山口組、任侠山口組、住吉会、稲川会の主要5団体の暴力団構成員等数は、約22,300人で、全暴力団構成員等の約73%を占めています。